Aちゃん
「確かにうちらチャラいけど、うちの親はウチ(=私)が寒いとか文句言ってても
寒いのはみんな一緒だからお年寄りとかウチより辛いんだから我慢しろって言うわけ。
ズルとかしないの。絶対。親がそんなだからウチはあんたのことありえないっつってんの。」
Bちゃん
「うちの親、ウチが人にもの頼んで頭も下げなかったらマジ100%ぶん殴るけどね。ウチのこと。
顔見たがるのは勝手だけどあんたも超怒られるよマジで。」
女性は顔真っ赤にして眼球が飛び出るんじゃないかと思うような壮絶な表情で
メモくしゃくしゃに丸めてギャルたちに投げつけてガツガツと去って行った。
ギャルたちは自分たちのことそっちのけで女性に向かって
「てめぇお姉さん(私のこと)に謝ってけよ!」
と怒ってくれた(女性は無視して行ってしまったが)。
私のせいでイヤな思いさせちゃってごめんなさいね、と彼女たちに謝ると
Aちゃん
「え、お姉さん被害者なのに謝るとか意味わかんないし!」
Bちゃん
「てかマジ頭おかしいすよねーあのババァ。気にすることないと思う」
と逆に口々に励まされてしまった。
彼女たちの後ろに並んでいたおばさま方も
「あなたたちやるわねえ!」
「いい親御さんなのねー」
「でももっと女の子らしく喋りなさい。てめえなんて言っちゃダメ!」
などと話しかけ彼女たちは照れくさそうに笑っていた。
ここからは余談なのですが・・・
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