「ただ、君と僕は夫婦ではない。あくまで子供たちの親として一緒に生活するだけだよ」

「たしかに僕にも問題があったかもしれないけど、やっぱり君のやったことは許せない」

「子供たちがいなくなればそれで僕たちの関係も終わり。それでもいい?」

妻は何度も何度も頷いていた

俺と妻の話はそれで結審した。

佐藤夫婦は離婚した。



慰謝料については丁重にお断りした

そしてあと一つ重要な

赤ちゃんの問題については

俺は誰の子であろうと

自分の子として育てると言った

佐藤夫はもしも自分の子供なら養育費だけでも払わせてくれといったが俺は断った

そして・・・

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