ある日、マーティンさんは突如意識を取り戻します。
しかし、意識を取り戻したことを伝えたくても声を発することも視線を変えることも出来ませんでした。
マーティンさんは自分の意思を伝えることが一切できない状況、いわゆる「閉じ込め症候群」と呼ばれる状態になってしまいました。
徐々に意識が回復していき、19歳になる頃には自分の状況を完全に把握できるようになっていたといいます。
そして、自分の存在が家族の負担になっていることに対してとても苦しんでいたといいます。
マーティンさんにとっても家族にとってもお互いが辛い日々を過ごしていると感じていたのです。
そして、追い詰められた母・ジョアンさんが、ある言葉を口にしてしまいます。
心身ともに追い詰められていたジョアンさんは、息子の前で
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