元カノ母「これはお互いにとっていい提案だと思うんだけど、

    あの子も疲弊してるし、警察に、大事にしたくないって思ってる。

    ○○君が逮捕されると、こちらとしても金銭的にもあの子が困るし。

    ○○君も世間に傷がつくだろうし・・・・・・」

ここで俺は悩む。

こいつ等・・・・・・・・・・これが目的なのか。

家族ぐるみで嘘をついているのか・・・・・・・・元カノの嘘に踊らされているのか・・・・どっちだ

元カノが自分の家族に嘘をついて踊らせているのか、家族ぐるみなのか判断する必要があると思った。

俺「なるほど・・・・・ようやく話が掴めてきました」

元カノ弟「だ、か、ら、何開き直ってんだテメーは」

机をバンと叩いて威嚇してくる。

俺は正直、妊娠について知識は皆無だったけど嘘を言ってでもこの状況を打破しなければと躍起になる。

俺「しかし、被害に遭った日付もわからない・・・・というか教えないというのも怪しい話ですよねえ」

元カノ弟「ああ?」

俺「何月何日かくらい教えてくれてもいいでしょう」

元カノ父「娘が話たがらないだけだ。察しろよ」

俺「では教えてほしいんですけど、被害に遭ったのは朝ですか?昼ですか?夜ですか?場所は?」

元カノ父「だからわからねーってんだよ」

俺「だから電話して○○に聞けよオラ」

出血がとまらない焦りが出てきた。

元カノ父「なんだその態度は」

元カノ母「・・・・・・待って。電話する」

元カノ母は元カノに電話をかけ始めた。

俺「○○は、今日、貴方たちが家にいる事知ってるんですか?」

元カノ母「・・・・・知ってる」

俺「ふーん」

電話が繋がり、暫く元カノ母と元カノのやりとりを聞く。

それで大体、話の内容は掴めたけど、通話終了後、改めて元カノ母の説明が入る。

元カノ母「夜9時くらいだって・・・・・詳しくは・・・怖くて覚えてないみたいだけど・・・・

     多分・・・・12月15日くらいだって。確証は無いみたいだけど」

俺「場所は?」

元カノ母「車の中だって」

ここで俺の弟がニヤっとする。

俺を見つめながら、ニヤニヤしてきやがった。

俺の母「12/15の夜は、私、この子と一日一緒にいたけど」

15日は遠方の俺の姉の子供に会いに行ってた日で、母親も弟もよく覚えてた。

俺の母親がようやく息子の潔白を理解できたのか、

俺の母「ちょ・・・・救急車呼ぶ・・・・」

俺「ちょっと待って」

元カノの弟「家族の話なんて信用できねーよ。それにあくまで15日ってだけだし」

俺「でも”15日あたり”なんだよね?後で1/15でしたとかならないよね」

元カノ父「あたりめーだろ・・・・・・・・」

俺「あの、一応言っておきますが、妊娠0日目=した日じゃありませんからね。

 もう面倒なんすよ。こんな茶番に付き合うのは。

 俺、病院行かないといけないんで、そろそろこの話はおしまいね」

元カノ弟「あああ? どうすんだよオメー払うのかよ払わねーのかよ」



元カノ父「話を終わらせていいのはお前じゃないだろ。俺たちだろが」

俺「じゃあこうしましょう。どっちか選んでください。

いいですよ。とりあえず明日8万振り込みます。んで毎月25日付近で8万振り込みます」

元カノ弟「当たり前だろ」

俺「今から、その子が産まれるまで毎月振り込みます。

  生まれて母子ともに安定したら、DNA鑑定しましょう」

元カノ弟「ああ?」

元カノ父「テレビ見すぎだろ」

俺「でも最近は一般人でもよくDNA鑑定してるって目にしてるじゃないですか。

  もし、その子が俺の子だった場合、今後20年間、毎月8万振り込みます。

  でも、もし、俺の子ではなかった場合、

  当然、この先一年間払った養育費は全額返還、その後、然るべき対応を取らせてもらいますよ。

  当然、訴えます。それなりのもんは頂きますから」

元カノ弟「はwwww 脅す気か?そんなん通用しねーよ」

俺「今日、この殴ったのも階段で転んだって言って病院行きますわ」

元カノ弟「あ?」

俺「というのが一つの案。もうひとつは今この場で、『俺の子か否か』ハッキリする・・・・・どっちがいいすか?」

ここでしばらく沈黙。

いきなり俺の母親と弟が俺サイドになった事で、元カノ家族は少したじろいでいる。

俺「この話のケリを一年後に持ち越すか、今解決するかだよ。

 一年後、俺の子じゃねーってなった時、覚悟は出来てるんでしょうね」

元カノ父「俺たちに脅しは通用しないよ?君は強気になっているが、何一つ論理的な事を言ってないだろ」

俺「だっておかしいだろ?今、男の人と付き合ってるんすよね?

  例え12/15に被害に遭ったとしても、その期間、

  その男の人としてたらどっちの子かわからなくないすか?

  なんで俺の子だって言い切れるん?

  それで金ふんだくろうって、いくらなんでも危ない橋渡りすぎじゃないですか?」

元カノ母「・・・・・・・・うーん」

俺「俺に限定する意味が分からん。○○からそろそろ本当の事きいたらどうですか?」

元カノ弟「あ・・・・?」

俺「もうつまらない嘘に付き合ってる暇は無いんですよ。

  それに今後引き延ばしたとして金が絡むとややこしくなりますよ。俺も容赦しませんよ」

元カノ家族沈黙・・・

俺 「それとも今から警察行きます?そんな適当な設定じゃ○○が痛い目見るだけでしょうが。

   当然、暴行されたと警察に言いますけどね」

元カノ弟「あ?」

元カノ家族は暫く小さい声で相談・・・・。

そして元カノ母が「ちょっと今から・・・○○に電話して聞くね」

俺「ちょっと待ってください。聞くなら余計な事は言わないで、

  これから8万円ずつ俺が振り込む。生まれてからDNA鑑定をして

  俺の子じゃなかったら全額返金&俺が訴える。

  俺の子だった場合、毎月10万円×20年間振り込むと伝えてください」

元カノ弟「なんでお前が決めんだよ」

俺「え?別におかしくない内容ですよね?」

元カノ母「・・・・・・・わかった」

そういうと○○に電話をかけ始めた。

元カノの母の様子を見る限り、どうもグルになってる気配は無さそうだった。

なんつーか予想だけど、この時点で元カノ母はこの時に、なんとなく気づいたんじゃないかと思う。

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