給料は良いけどハードな仕事

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例えばカツオ漁船に乗っている一本釣り漁師の場合、平均給料は月40万円。

初任給で20万円、20代でも月に30万円以上、

年収にすると20代のうちから500万円以上ももらえることになるんだとか。

ただし、これだけ高給取りではありますが、仕事の内容はとにかくハード。



カツオ漁師の仕事内容

カツオ漁師は、太平洋や南太平洋の漁場において、船でカツオの群れを追い、

一本釣りや巻き網漁でカツオを捕るのが仕事。

カツオ漁は、近海漁業遠洋漁業にわかれています。

近海漁業では・・・

擬餌針を使って竿で一本ずつ釣る、「一本釣り」を行います。

1回の航海は2日~5日、長くても1週間ほどになります。

一本釣りで捕れたカツオは鮮度や良いため、主に刺し身や生食用になります。

日本でのカツオの漁獲高の38%が一本釣りによるものです。

遠洋漁業では・・・

一本釣りと巻き網漁が行われています。

1回の航海は、50日前後となりますが、その3分の1は漁場への往復となります。

一本釣りは近海漁業とやり方は同じですが、すぐに釣ったカツオは冷凍され、

そのまま刺身用や加工用として使用されます。

巻き網漁で捕られたカツオは網で大量捕獲されるため、身に傷がつくことから

一本釣りのカツオよりも価格が落ち、鰹節などに加工されます。

近海漁業でも遠洋漁業でも、年間で合計10カ月間は船に乗っているということです。

大変なお仕事ですね。

それでは、カツオ漁船と一本釣りで年収は違うのでしょうか?

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