後から買い物袋を両手に持ったAさん夫も加わり、感謝と謝罪の応酬をした。

ここまでならなんの問題は無かったんだけど、

別の女性(以下B)が納得しなかった。



どうやらその日は

A一家とB一家で買い物をしていたらしいのだが、

Bの視点では帰る途中に不審者(俺の事)が

A娘ちゃんを攫おうとしたように見えたらしい。

A娘ちゃんは理解出来たか分からないが、

少なくともA夫妻には

俺が跳び出したA娘ちゃんを止めたおかげで

轢かれずにすんだと分かっていた・・・

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