「やっぱりこの部屋嫌だ」

そう思った瞬間、

体が前にドンッと突き飛ばされた。

案内の営業マンが

「大丈夫ですかっ!」と声を掛けてくれたけど

吐き出し窓の桟に躓いたんだと思ったらしい。



絶対躓いたんじゃない。

でも言葉が出なかった。

それでもそれだけなら気のせいかもと思っただろう。

それぐらい他の条件は良かったから。

でも内覧が終わって共用廊下に出たとき、

たまたま同じ階の住人らしい若い奥さんと目が合って

その人がアイコンタクトで

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