3.リンパの流れを促進する

リンパ管の分布は左右対称ではなく、主に体の左側が優位になっています。

左を下にして寝ることで、胸管やリンパ節を介して、

体の毒素や老廃物、病原体などを効率よく処理(ろ過)することができます。

つまり左向き睡眠はリンパ系の機能を促進し、体内の老廃物を取り除く機能を向上さるのです。

右側を下にして寝ると、リンパ系の働きを低下させる恐れがあります。

4.脾臓の負担を軽減

左向きによりいい影響を受けるのが脾(ひ)臓です。

脾臓はリンパの塊のようなもので、血液中の古くなった赤血球をこわしたり、

体の中に入ってきた病原菌などとたたかう抗体を作ったり、

新しい血液を溜めるはたらきをしています。

正常な消化機能、リンパ機能を守っている臓器で、体の左側にあるため、

心臓同様、重力に逆らわない向きが最適なのです。



5.身体構造上の特性

胃と膵臓は体の左側に位置しています。

右側を下に横になると膵臓に胃がもたれかかり、その機能を妨げてしまいます。

胃液の流れを正常に保ち、膵臓酵素の分泌と食べ物の緩やか消化を促すのは、左向き睡眠です。

右向き睡眠では、この規則正しい消化リズムが乱れてしまう恐れがあります。

他にも、知って得する睡眠力を上げる眠りのトリビアをご紹介します!

睡眠力を上げる眠りのトリビア10選

1.断続的な睡眠は記憶力に悪影響を与える可能性がある

米スタンフォード大学の研究チームによると断続的な睡眠は、

覚醒時の判断力を低下させるだけではなく、記憶力にも悪い影響を与えると報告しています。

2.恋人や奥さんが睡眠不足だと翌日喧嘩をする可能性が高くなる

ピッツバーグ大学医学部で精神医学の教授をつとめるウェンディ・トロクセル氏の報告によると

恋人や奥さんの睡眠に問題があると、翌日に喧嘩をする可能性が高くなる。

しかし、男性側が眠れていなくても、喧嘩や口論が増えることはないという。

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