拾った財布の中を覗いてみると、クレジットカードに現金が2万タイバーツ(約6万円)

という大金が入っていました。

当時、ワラロップさんの所持金は、わずか60円…。

ワラロップさんの所持金や生活状況を思えば、多くの人はそのまま盗んでしまうのでは…

と思うでしょう。

しかし、ワラロップさんは違いました。

欲よりも良心が勝ち、その財布を警察へ届けたのです。

この行為が彼の人生を変えたのです…



警察は持ち主に連絡しました。

持ち主の名はニーティさん。彼は、金属加工の工場を所有する経営者だったのです。

ニーティさんは「自分が財布を落としたことさえ気付いていなかった」といいます。

ワラロップさんの一連の話を耳にしたニーティさんは、その行動に感激し、ワラロップさんに

”とある提案”をしました。

その提案はなんと・・・

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